公衆衛生学

4 環境衛生

3 水環境

 水も自然環境のひとつで、人体の6070%は水分であり、その10%を失うと脱水症状20%を失うと死亡します。

1 上道水(水道)

  上水道とは、都道府県などの自治体が水道法によって、河川や湖などの淡水を、沈殿ろ過塩素消毒して衛生的に安全な水として、家庭や事業所などに供給する施設のことです。日本での上水道の普及率は2019年3月末時点で、98%に達しています。

 ●水道法による水質基準

  ・無色透明、無味無臭、中性(pH5.8~8.6)である。
  ・大腸菌が検出されないこと。
  ・一般細菌は100個/mℓ以下であること。
  ・シアン、水銀、その他有害物質は基準以下であること。

2 下水道

 汚水(家庭生活雑排水や産業排水)と雨水を処理する施設のことです。主に好気性微生物を利用した標準活性汚泥法で行われる。普及率は2019年3月末で79%です。

3 井戸水

病原性大腸菌O157の感染源となるので水道水よりも衛生上危険が多いので、特に注意が必要です。